11/09
Sun
2025
4回生スナイプクルーの井津です。
11月8日
風向は南西で、風速は、1m~2mの中での練習でした。帆走練習では船をニュートラルヘルムで走らせることに集中しました。
風が弱いからこそ、海面を見る余裕ができます。どのブローで伸びたのか、どこでタックを返したら他艇に対して良いポジションを取れるのか、悪いポジションになるのかを考えて帆走練習をしていきたいです。
短いラウンド練習では、1つ前の艇を抜くことを意識しました。下マーク際の水の取り合いでどこでジャイブを返したら他艇がジャイブを返した時にブランケットに入れられるのか。自分が良いポジションにいたら、ジャイブを返した時にどの角度でマークに侵入すれば、ラップを切れるのか、ラップを切られないのか。当たり前のことですが、一つ一つ丁寧に動作を完了させマーク際で1つずつ順位を上げられるようになっていきたいです。
午後からの練習では風が北に回り、2〜3mの中で練習しました。
帆走練習では、走りは良い時もあるのですが悪い時もあります。何が違うのかというのをペアで話すのですが、明確な答えというのが中々出せないのが現状です。セールカーブが問題であるならば、それを把握するためにリーチを真後ろから写真で撮ってもらい、振り返りをしなければなりません。もう少しアルゴから写真の数を撮ってもらうように次の練習ではします。
ミーティングでは、コース練習のやり方についても話しました。私たちは長いコース練習ではく短いコース練習が多いです。
短いコース練習の意味があるのかということについて話し合いました。安定している海面(北風)での短いコース練習では、マークに対して先にマイナスを走ってもタックを返したら先にプラスを走った艇がタックを返した後にミートした時に前を切ることがあります。自分の疑問として、このコース練習で先にヘッダーを走った艇はレースで大きい艇団の中にいる中で本当にその選択が出来るのか。片振れを信じてミートする船の後ろを通れるのか。次に振れる方の下側に自分を置けるようなボートスピードがあるのか。レグの終盤までにトップ艇団の中にいるのか。例えば、序盤3分の1でトップに立つ練習だとしても、外した海面かもしれないと考えた時には、コース練習のレイラインにいるといった練習は本当にレースに使えるのか。といった事が疑問に思いました。レグの終盤で右左を選べるような状況を最初から作れる練習も大事ですが、終盤までに自分の艇がトップ艇団に着いていくための練習も必要なのではないかと思いました。帆走練習の中で、風の傾向を掴む力をつけることや、クルーとしてはハイクアウトに出れる時間を増やしていきたいです。
11月9日
朝から雨でした。最近艇庫が乾燥してて朝起きた時には干からびてます。
午前中の練習では、風が弱かったのですがスキッパーの藤村に下マーク回航のヒールバランスについて教えてもらいました。今までは、クルーは下側に行く事が絶対に正解だと思っていたのですが流れてしまう場面もあり回航のシビアさに気付かされました。もっと1つの動作がなぜそうしなければならないのか。を考えなければならないと上手くならないし現状にも気付かされました。
体調管理に気をつけて頑張ります!