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2023
11月25日 近畿北陸学生ヨット秋季大会1日目
自分はこのレースで以下の3つを意識しました。
①スタートを上と下の有利側からでることとスタートでスピードがない状態でスタートしないこと
②船のスピードを落とさないこと
③スキッパーとコミュニケーションをとること
①に関しては、こんな風に出たいというイメージを持たないままスキッパーに任せきりにしてスタートしました。これからのスタート練習で「こんな風に出たい」というイメージを持つために先輩やOBさんが練習でどんな風に有利側に船を持っていっているのかをよく観察して出来ることを一つづつ増やしていきたいです。
また、スタートに関しては上側有利、下側有利を判断する基準として以下のことを見ることを意識したいです。
・本部船のオレンジ旗がどちらに触れているかを見る。
・コンパスモードで風向をこまめに測る
・先にスタートする470級がどっちがロングかを見る等
また、スタートから上マークまでの3分の1まではスピードを落とさないこと。これが大事なので、ブランケットに入らないようにスタートの時にスキッパーが見にくい上側の船を見ておき、上側の船が出始めると被されないように自分たちも船を出すことも意識したいです。
スタート直前にも風向を把握して、スターボでヘッダーを走っているのか、リフトを走っているのかを分かるようになりたいです。ヘッダーなら早めに前に船を出そうと伝えたり、リフトなら船を後ろに戻したり?したいです。
あと、基本的なのですが時間と周りの船の状況の何を伝えればいいか分からないのでスタート練習をして何を言えば良いのかを把握したいです。
②に関しては、反省点があります。レイライン近くのクローズの大事なところで船のスピードを落とすことがありました。その原因として、クルーが周りの船の情報をスキッパーに伝えることが出来なかったことが挙げられます。スキッパーが走りに集中することをサポート出来るようにコース練習などでマーク際等でどう伝えるべきかを探っていきたいです。特に、ポートで走っていてスターボ艇とミートするのかが分かっていないので、練習でその感覚を掴み取りたいです。
また、今のタックではタックを返すと船が止まってしまっています。まずはクルーとしてタックを返した時にジブをシバーさせないこととハイクアウトですぐに出ることを徹底したいです。
③に関しては、コミュニケーションは取れたのですが、自分の勉強不足から来る間違いから適切なコミュニケーションが取れていなかったです。
状況:ポートで走りつづけてタックしたらレイラインに乗ると思ったからタックした。
ポートでプラスを走っていて、レイラインに乗ると思ったから「タックを返そう」と言ったのですが、スキッパーは「ここで返したらマークを回れない」と言いました。しかし、自分はいけると思ったのでタックを返したところ、マークに足りませんでした。回れなかった原因としては、スターボはマイナスだということと上側の艇団のブランケットに入ってしまうことと(間違っているかもしれないが)わざとオーバーヒールさせて上に向かすことなどが頭に入っていなかったことが考えられます。
先に挙げた状況では、艇団の中でスピードを落とす今の実力ではブランケットで走らないためにオーバーセール気味でマーク回航するのが適切だったのではないかと思います。
2日目
自分は2日目は救助艇スタートでした。救助艇から見るレースはヨットに乗っている時には分からない情報がたくさん分かり、視野を広くしてレースをする事の重要性が分かりました。
自分はクルーなのですが、ブローが分かりません。ブローは救助艇から見ると分かりやすく、風が落ちた時にブローを掴みにいってタックしている船を見られたりして勉強になりました。ブローが分かるように帆走練習でヒールを起こす事だけでなく、海面を見る時間を増やして、「あれはブローなのか?」と自分で答え合わせをしながら帆走練習したいです。
最後のレースは4回生の方と乗らせていただいたのですが、周りの船の状況を把握してコースを引いているのかな?と思いました。
余談ですが、最近同期がバイクの免許だったり、車の免許を取ろうとしてたり、免許ラッシュがあります。
僕はバイクの横にとりつけるサイドカーっていうやつに乗るのが夢です。あれ、気持ちよさそうですよね。
一回生 井津